おだわら・街・妄想ワークショップvol.1
こんにちは。Cannomaru運営事務局です。
今回は3/16(土)に行われた第1回目のおだわら・街・妄想ワークショップの
レポートをお届けします。
今回を含めて全2回にわたって行われた「おだわら・街・妄想ワークショップ」の様子をまとめたレポートをvol.1/vol.2とお届けしますので、
ぜひ最後までお付き合いください!
目次
・おだわら・街・妄想ワークショップとは
・第1回街・妄想WSのテーマ 「楽しい日常をつくるためのコンテンツを妄想してみよう」
・ワークショップレポート
・ワークショップスタート
・対象地を実際に見てみよう!
・ディスカッション
・発表
・ワークショップで出た妄想(アイデア)
・まとめ
・最後に
おだわら・街・妄想ワークショップとは
このWSでは、小田原のまちなかにある余白を日常的に楽しめるスペースとなるにはどうしたらいいだろうと考え、実際にアイデアを形にするワークショップとして企画しました。
今回のWSの対象地としては、旧商工会議所の横にある「旧商工会議所跡地横の芝生スペース(史跡整備予定地)」を設定し、この場所が市民である皆さんがどういった場所だったら日常的にくつろげる空間になるかということを”自分ごと”として考え、実際にその妄想を実証実験として形にするまでを行います。
この場所は桜の時期に行ったステキなみちくさでも実証実験をした場所ですが、より日常的に皆さんが楽しめる場所として活用できるよう皆さんと一緒に考えていけたらと思い、このワークショップを企画しました。
また、このワークショップのもう1つ裏テーマがあります。
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まちのことを考えていく仲間をつくろう
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ここに来ればまちのことを一緒に考えたり、
アイデアを気軽に交換できるような仲間づくりができる場として取り組んでいけたらと
思います。
第1回街・妄想WSのテーマ
「楽しい日常をつくるためのコンテンツを妄想してみよう」
第1回目の街・妄想WSは「楽しい日常をつくるためのコンテンツを妄想してみよう」を
テーマに対象地である旧商工会議所跡地横の芝生スペース(史跡整備予定地)を楽しむためにどんなコンテンツがあったらいいか、まずは自由に妄想を膨らませてもらうワークショップとしました。
まちづくりというと「専門家じゃないから…」「専門知識がないと…」と
身近に考えるのは難しい印象を持っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、実際に暮らしている人からこそ気づく視点があったり、自分が暮らす街が過ごしやすくなるように考えていくことはまちづくりにおいてとても重要なことなのではないかなと思います。
まずは難しく考えすぎずに、「どんな場所があったらいいかな」と少しずつでも”まち”のことを”自分ごと”として考えられるそんな機会になったらと企画しました。
ワークショップレポート
3/16(土)のワークショップ初日には24名のお申込みがあり、
当日は21名の方がご参加くださいました。
今回のワークショップはより多くの世代にご参加いただけるように企画しましたが、引き続き子育て世代も参加しやすいよう子供達が遊べるスペースを確保し、遊具やBIGジェンガなども用意しました。
子供と一緒に参加できるワークショップの環境はこれからも継続していきたいと思います。
ワークショップスタート
今回のワークショップで大切にしてもらいたいこととして
「まずは自分が一番楽しいなと思えることを想像する」ということを
お伝えさせていただきました。
場所の活用やどんな使い方ができたらいいか考えてくださいと言われると、なぜか自分以外の第三者を想定して考えてしまい「実は自分はあんまりやらないんだけど…」と思うこと考えてしまったりしませんか?
まずは、「こんなことできたら行ってみたいな!」「こういうことが好き」という自分や家族、親しい人など自分や自分の周囲の人が一番楽しいと思えることをポイントにこの場所の活用について考えてもらいました。
対象地を実際に見てみよう!
今回のワークショップの流れなど簡単な説明をした後は実際に対象地に見学に行き、実際に見てもらう中でこの場所を使うイメージを考えてもらいました。
弁財天通り沿い史跡整備予定地に実際に見てイメージを膨らませてもらいました。
実証実験「ステキなみちくさ-春の広場でピクニック-」に向けて作成した蓮の葉マットも参加者の皆さんに実際に座って体験してもらいました。
この日はお天気も良く、心地よい気候で皆さんマットに座りながらのんびりされていました。
実際にマットに座って体験することで
「芝生がいいですね!」「ビール飲みたくなる!」とこの場所の居心地の良さを
感じていただけました
日差しも暖かく、日向ぼっこにピッタリの陽気でした!
ディスカッション
対象地の見学の後は再び屋内に戻り、ディスカッションに移りました。
ディスカッションは3つのグループに分かれ、それぞれ弁財天通り沿い史跡整備予定地の活用方法について妄想を膨らませました。
妄想を膨らませるときのヒントとして、国内外の広場や公園の事例をまとめたものを用意しました。この事例も参考にしながら、活用についてグループごとに考えました。
どのチームも皆さん積極的に様々な妄想を出されていて、ディスカッションが盛り上がっていました!
発表
それぞれのグループでディスカッションをした後にはグループごとに発表を行いました。
それぞれのチームの個性がみられる発表となりました。
ワークショップで出た妄想(アイデア)
ここでは3つのグループで出たアイデアをまとめてご紹介します。
3つのグループそれぞれユニークな妄想がたくさん出ましたが
大きく分けて
●日常的なコンテンツについて
●日常を彩るアイテム
●イベントや夜の活用について
●コミュニケーションを促すツール
に関してのアイデアが多く聞かれました。
【日常的なコンテンツ】
・みんなで花を育ててみる
・地元のお店のテイクアウトができる
・子供が遊べる遊具
・壁にお絵描きできる
・ただぼーっとできる居心地の良い場所
・インスタ映えするフォトスポット
など
【日常を彩るアイテム】
・ベンチや机
・日陰をつくるシェード
・屋外図書館(本や絵本が置いてあり読める)
・スポーツツールの貸し出し・おもちゃの貸し出し
・物々交換
など
【イベントや夜の活用について】
・星空映画上映会
・夜のピクニック
・ヨガ
・盆踊り
・1日ドッグラン
など
【コミュニケーションを促すツール】
・声掛けNG等がわかるタグ など
(コミュニケーションが希薄になっていて、コミュニケーションのきっかけが生まれるような場所になったらという意見が多く挙がりました)
まとめ
ワークショップの最後に、コトラボ合同会社代表の岡部より
総括として参加者から聞かれた意見のまとめを行いました。
今回参加者の皆さんから挙げられた妄想を踏まえて
●ルール作り
●対象地を自由に使える仕掛け
●日常的に遊んだり・くつろいだりするためのアイテムをしまう場所
の3点が共通して見られ、
この場所を使う上で重要になってくるのではないかというのが今回のワークショップの
まとめとなりました。
最後に
以前の親子まちづくりワークショップから数えると2回目となりましたが、
親子まちづくりワークショップから引き続き来てくださった方や、今回チラシやSNSを見て応募してくださった方など、本当に多くの方にご参加いただくことができました。
第1回目のおだわら・まち・妄想WSにご参加いただきました皆さま、
ありがとうございました!
「これまでまちのことをあまり考えたことがなかった」という方も多かったかと思いますが、妄想のような形で「こんな場所があったらいいな」と少しでも自分ごととして楽しく考える時間になっていたら嬉しく思います。
今回は妄想を自由に膨らませて、皆さんと弁財天通り沿い史跡整備予定地の活用方法について考えました。
次回は「妄想を形にしよう」をテーマとして、今回挙げられた妄想を実際に実現するために何が必要か、より具体的に考えていきます。
おだわら・街・妄想ワークショップvol.1のレポートを
最後までお読みいただきありがとうございました!
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