12/16㈯~12/20㈬「ステキなみちくさ」を行いました!

こんにちは。Cannomaru運営事務局です。

今回は12/16㈯~12/20㈬の5日間にわたって行った

「ステキなみちくさ~まちなか丸ごと実験場 Cannomaru~」の実証実験の様子をレポートでお届けします。ぜひ最後までお付き合いください!


目次

・「ステキなみちくさ~まちなか丸ごと実験場 Cannomaru~」とは?

   「ステキなみちくさ」の由来

     活用したポケットパークとテーマ

     設えの紹介

・「ステキなみちくさ~まちなか丸ごと実験場 Cannomaru~」レポート



「ステキなみちくさ~まちなか丸ごと実験場 Cannomaru~」とは?


私たちCannomaruの取組は、この三の丸エリアが日常的に居心地が良い場所になっていくことを目的として、使われていなかった場を使えるように、できなかったことができるように、小さなアクションでも少しずつ取り組んでいくことを目指してスタートしました。


今回の「ステキなみちくさ」は、

史跡がある小田原ならではの、イベントではなく、日常に溶け込んで市民の皆さんに楽しんでもらえるような史跡の活用をしようと企画した実証実験です。また、実施期間も土日だけでなく平日も含む5日間とすることで、普段の日常の中でこの空間を使うイメージをしてもらえるようにしました。


「ステキなみちくさ」の由来

史跡を日常の中で気軽に使ってもらえる空間にしたいと企画したこの取組。

皆さんがフラッとこのスペースに来てくつろいだり、

のんびりしたり、遊んだりと

お城の周りでみんなが自由に”みちくさ”する光景が

日常になったらいいなという想いを込めて、

この取組の名前を「ステキなみちくさ」としました!

「みちくさ」というとマイナスなイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、合理的・効率的が当たり前になって今の時代にこそ、日常において「みちくさ」する時間が必要なのかなと考えています。


活用したポケットパークとテーマ

今回はお堀近くにある2つのポケットパークを

活用しました。


1つはお堀のすぐ横にあるポケットパーク。

お堀に近く、景観がとても良かったのですが、空いたスペースとなっていてあまり使われていませんでした。



お堀を近くで眺められる景色を活かし、

このポケットパークでは食事や景色を楽しめることを

テーマとして、キッチンカーやテーブル、ジャングルジムなどを置き、幅広い年代の方に楽しんでもらえるような空間としました。


2つ目はタイムズの駐車場の隣にあるポケットパーク。

お城に向かう途中にありますが、こちらもなかなか

活用されておらず、空いてしまっていました。


こちらのポケットパークでは、全体に人工芝を敷き、

大きなジェンガや積み木、ハンモックなど

遊べるプレイパークをテーマとしました。

取組を進める中で、様々な方から

「子供が遊べるスペースが欲しい」という声を多く聞き、今回の「ステキなみちくさ」では遊べるスペースを作りました。



設えの紹介

ここからは2つのポケットパークの設えを詳しく紹介させてください!


■ キッチンカー ■

お堀側のポケットパークでは、5日間毎日異なる

キッチンカーが出店してくれました!


初日は韓国料理の「ストア」さん。

2日目はわらび餅ドリンクの「笑日(わらび)」さん。

3日目はハンバーガーの「オン」さん。

4日目は餃子ドックの「あっちゃん」さん。

最終日は米粉を使ったキャベツ焼きの「高野商店」さん。

5日間幅広いジャンルのおいしいものが楽しめ、

お堀を眺めながら食事ができる空間を実現することが

できました。


期間中出店くださいましたキッチンカーの皆さま、

本当にありがとうございました!


■ ジャングルジム ■

お堀側にもう一つ設置したのが、ジャングルジムです。


このジャングルジムは木でできた小田原城の形のジャングルジムです。このジャングルジムは子供達に大人気で、多くの子供たちが遊んでいました。

また、お城の形をしているので写真映えもあり、

お堀と相まってステキな写真が撮れるスポットとなりました!


このジャングルジムは、小田原地区木材業協同組合の若手組織の「小田原林青会(りんせいかい)」の皆さんが、木の魅力を伝える「木育」の一環として製作されたもので、

今回快くお貸出しいただきました。


小田原林青会の皆さま、

素敵なジャングルジムをお貸しいただきまして

本当にありがとうございました!


■ ビッグジェンガ ■ 

駐車場横のポケットパークには普通のジェンガよりも

大きい「ビッグジェンガ」を設置しました。

みんなが遊べて盛り上がる遊具を置きたいと考え、

定番ゲームのジェンガを大きくして屋外でより楽しめるようにしました。

ビッグジェンガは子供だけでなく、大人でも白熱して盛り上がっていました。


このジェンガは小田原の材木店の「竹広林業」さんにお願いして制作していただきました。

せっかくクリスマスが近いからと

地元のモミの木で作って下さったり、

子供達が安心して遊べるようにと角も丁寧に取ってくださったりと

細部までこだわりが詰まったビッグジェンガが完成しました。


素敵なジェンガを製作してくださった

竹広林業の皆さま、本当にありがとうございました!



今回取組を実施するにあたり、

このように多くの方のご協力があって、

2つのポケットパークに”みちくさ”できるスペースを

作ることができました!


改めて感謝申し上げます。


「ステキなみちくさ~まちなか丸ごと実験場 Cannomaru~」レポート

風が強かったものの天気には恵まれ、

無事に初日を迎えることができました。


初日にはJ:COM西湘さんに取り組みの取材もしていただきました。

皆さんに本当に使ってもらえるか、喜んでもらえるか

不安もありましたが、

朝早くからたくさんの親子連れが立ち寄ってジェンガや積み木で遊んでくれたり、大人の方もジェンガをワイワイと楽しんでくれる光景を見て、安心しました。

土日は地元の方だけでなく、観光に来た方にも楽しんでもらえたり、お休みということもあり、多くの家族連れに遊んでいただけた印象でした。

また、多くの方が注目して取り組みのポスターを見て下さったり、外国人観光客の方も写真を撮ってくださったりと広く関心を持っていただけたのも嬉しい反応でした。


平日は、3日間とも小学生たちが学校帰りに走りながら目指して来てくれたり、

「ここいいじゃん!」「ずっとやってほしい!」と嬉しいコメントを聞くことができました。また、保育園の方たちがお散歩の途中で立ち寄って遊んでくれたり、キッチンカーのスペースでも周辺で働く方や周辺にお住まいの方が連日買いに来てくれたり、お堀の景色をのんびりと楽しむ方が見られたりと、私たちが目指していた日常の中でフラッと来て楽しんでもらえるシーンをたくさん見ることができました。


そして、あっという間に5日間の実証実験が終了しました。

最終日には「今日で終わりなんだー」と子供達がこの場所を惜しんでくれたり、期間中にもたくさんの方から「ずっと続けたらいいのに」と声を掛けていただきました。


そして、5日間設置していたアンケートボード、

あったらいいなと思うものを自由に書いてもらうウィッシュボードにも

たくさんの意見をいただきました。

アンケートボード

※4はたくさんの意見をいただいたので上から空欄を追加してあります

ウィッシュボード


いつもは寂しい印象があったポケットパークが

にぎやかになり、自由に遊んだり、食事したり、

幅広い年代の方との交流が生まれたりする光景を作ることができたのは本当に良かったなと

思いました。

また、継続を希望する声をたくさんいただいたり、

多くの方に”みちくさ”していただけたことからも、

こういったスペースは改めて必要だなと強く感じました。


期間中”みちくさ”してくださった皆さま、

ありがとうございました!

ここで楽しい時間を過ごせていただけたのなら嬉しいです。


Cannomaruでは今後小田原城周辺のまちなかで日常的に「みちくさ」を楽しめるような空間をみんなで考えていけたらいいなと思っています。

実際にそのようなワークショップ的な会も実施する予定です。

また日常的にcannomaru事務所の「canolab」にお越しいただいても大丈夫です!

「あの場所でこんなことできないかな?」「やってみたい」など小さなことでもアクションは大歓迎です。一緒にみちくさ楽しみましょう!


今後も活動の様子を発信していきますので、

何卒よろしくお願いいたします!


最後までお付き合いいただき、

ありがとうございました!

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